プライスレス~回転釜への愛着~

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下原 真沙美

B!
 

1年ぶりに投稿する服部工業営業マン、関西出身『中の人』です。

 今回は出張で乗った新幹線で見かけたアルものについてです。

お客様からお電話があり、携帯電話に出るためにデッキに出たところサービス停止のテプラの貼ったテレホンカード販売機と公衆電話が目に入りました。
2020年に新幹線全区間で携帯電話が使用できるようになり翌年の2021年6月30日に廃止となりました。
すでに撤去されていると思っていたので、妙な懐かしさを覚えました。

 我々の製造している回転釜は、1度購入いただくと10年以上は使用される現場がほとんどで、
よほど酷い状況ではない限りは修理をして15年、20年と使用されます。


当然長く同じ回転釜を使用することになりますので、他の厨房機器以上に愛着を持ってお使いになるお客様もおられます。

以前ある先輩社員が入替作業で訪問した際に、調理の方が古くなった回転釜に「今までありがとう」と涙されたことがありました。
古くなり撤去した回転釜は、お客様にとっては厨房機器以上の価値があったのかもしれません。

私が高校生の時は携帯電話では無くポケベルでしたので公衆電話には非常にお世話になりました。
当時の私にとって公衆電話は電話以上の価値があったと思います。

久しぶりに公衆電話とテレホンカード販売機を目にして、先輩社員とお客様のやり取りを思い出しました。
※こんな終わり方ですが先輩社員は今でもバリバリ元気です。

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