厨房の未来を語り合った4日間!FOOMA JAPAN 2025振り返り
6月10日~13日、私たち服部工業は東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2025」...
小山 真依
飲食の新業態、どんな設備を整えるべきかお悩みの方へ。
まずは《業務用自動調理機の選び方 6つのポイント》を参考にしてみませんか?
近年、大手食品メーカーやスーパーマーケット系の企業による、肉バル・うどん専門店・寿司業態などへの新規参入が相次いでいます。
経済産業省の「フード・ビジネス・インデックス」によると、2023年には飲食店・飲食サービス業が前年比+11.2%と大きく成長し、2024年も上期を中心に高水準を維持。※
こうした堅調な動きは、今年に入ってからも続いていると見られています。
飲食業界では、多ブランド展開や“体験型店舗”を軸とした外食戦略が主流となりつつあり、こうした動きは一過性の話題作りではなく、消費者の「新しい食への好奇心」に正面から応える戦略的な取り組みといえるでしょう。
※出典:経済産業省「フード・ビジネス・インデックス2024年12月」
SNS時代において、新業態は「見た目の驚き」や「体験の質」という軸で注目を集めます。
たとえば、「肉をテーマにしたバル」や「フォトジェニックな麺料理専門店」は、
来店客に“写真映えする体験”を提供し、クチコミの輪を広げる好循環を生みます。
注目を集める一方、開店後は次の課題が待ち受けていることが少なくありません。
これらをクリアできなければ、“一瞬の話題”で終わってしまうリスクが高まります。
結局、話題性で集客できたとしても、来店したお客様を満足させ、
次の来店へとつなげていくためには、提供する料理やサービスの“中身”が問われることになるのです。
そこで注目すべきは、自動調理機、つまり“ロボット調理”です。
さらには「ロボットが調理している風景を見せる」ことで、
店舗はさらにストーリー性を獲得できます。
見た目の面白さだけでなく、「安心・標準化・未来感」という3つの要素が加わるのです。
自動調理機などの技術導入が進むことで、店側には以下のようなメリットが生まれます。
目次へ戻る
飲食業界における新業態の挑戦は、決して一過性のブームではありません。
多様化するニーズとスピード感ある市場変化のなかで、
「誰が、どんな調理で、どのように味を届けるのか」がますます問われる時代になっています。
今から自動化を進めたいと思った時、最初に見ていただきたい内容を資料にまとめています。
機器の選び方や導入事例も記載しておりますので、是非ご覧ください。