殺菌灯、定期的に交換していますか?
お釜ちゃん俱楽部ニュース422号 「殺菌灯、定期的に交換していますか?」 皆様の厨房内にある、UV式...
松野 亜衣子
備えのマニュアル策定
万が一のために、マニュアルを多部門交えて策定し、施設全体で共有することが重要です。
マニュアルでは、連絡・指示系統、初動での行動一覧、備蓄品の整備、食事提供方法、衛生管理、連携体制を整備します。
そのためには災害の規模によるフェーズごとに食事提供をどのようにするか具体的に検討が必要となります。
施設ごとでのポイント
病院 | 食事制限や食形態に配慮がいる患者のために疾病別の非常時用献立と食品の備蓄 |
高齢者施設 | 食形態への対応が必要な施設においては、嚥下食や栄養補助食品等の備蓄 |
児童福祉施設 | 食物アレルギー対応が必要であると⼀目でわかるように、ワッペン等を準備 |
学校、事業所等 | 炊き出し等の支援場所として利用される場合、帰宅困難者や帰宅待機者を想定した食品の備蓄 |
回転釜で米を炊く方法
急遽ガス釜や薪を使用して加熱調理することも想定されます。
最大炊飯量と水の量は釜のサイズによって異なりますので、容量を確認した上で計算を行ってください。
【最大炊飯量】
釜の容量×0.3×0.7=最大炊飯量
例)190ℓ容量の釜の場合 190×0.3×0.7=39 ※39kgのお米が炊飯可能
【水量】
炊きたい米の量(kg)×1.35倍=水量(kg)
※米の種類や環境によって1.3~1.5倍の幅がありますが、まずは1.35倍をお勧めします
【炊き方】
災害時の対応について、参考サイトはこちらから