お釜ちゃん倶楽部ニュース 435号「【40℃超えの「酷暑日」に備える】厨房の暑さ対策6つのヒントと現場の知恵」
お釜ちゃん俱楽部ニュース435号 【40℃超えの「酷暑日」に備える】厨房の暑さ対策6つのヒントと現場...
松野 亜衣子
アーテック倶楽部ニュース Vol.436
ドライ厨房・ドライ運用とは、床を濡らさず乾燥状態を維持する厨房のことです。近年は、労働災害防止対策への関心の高まりから、厨房床の防滑加工やドライ運用への注目も高まっています。
一方で、「ドライ仕様=安心」となってしまい、本来の目的や運用が十分に意識されていないケースも見られます。今回は実際の現場事例をもとに、ドライ厨房を維持するために本当に大切なことを考えてみます。
目次
例えば、回転釜の排水。
ある福祉施設様では、床自体は長尺シート(シート状の床材)でドライ仕様にしたつもりでした。
ところが、回転釜を通常通り傾けて排水していたため、水がかなり周囲へ飛散していました。
しかも厨房がコンパクトだったこともあり、通路を挟んだ反対側の作業台付近まで水が飛び、近くの棚に置かれていた鍋や器具類にも影響が出ている状態でした。
また、現場ではこんなケースも意外と見かけます。
もちろん、限られたスペースや既存設備の都合など、理想通りにいかない現場もあります。
ただ、厨房にふさわしいドライ仕様の床材を採用していても、ドライ厨房本来の目的が十分に活かされないケースも少なくありません。
当たり前の話ではありますが、ドライな状態を維持するには、床材だけではなく、清掃・換気・排水・水濡れ管理・日々の補修まで含めて、厨房全体で考えることが大切です。
床を濡らさないための排水方法、濡れた場合にすぐ拭き取れる動線、湿気がこもらない換気環境、傷んだ床を放置しない点検体制など、日々の小さな運用の積み重ねが、滑りにくく衛生的な厨房環境づくりにつながります。
私たちも、排水性や防滑性、耐久性に配慮した床材のご提案だけでなく、「すぐには改修できない…」という現場に対しても、現実的な改善方法を一緒に考えていきたいと思っています。
「うちの厨房、本当にドライ運用できているかな?」
そんな見直しのきっかけになれば幸いです。
ドライ厨房は、床材だけで完成するものではありません。現場の使い方、清掃の仕組み、排水や換気の状態まで含めて、初めて安全で働きやすい厨房環境につながります。
厨房の床濡れや滑りやすさ、排水まわり、換気・結露、床材の劣化などで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
厨房の「これ、どうにかならない?」を一緒に解決します!
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