殺菌灯、定期的に交換していますか?
お釜ちゃん俱楽部ニュース422号 「殺菌灯、定期的に交換していますか?」 皆様の厨房内にある、UV式...
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お釜ちゃん俱楽部ニュース409号
普段皆さんが働いている厨房では、水を多く使い湿度が高い場所が多いため、カビが発生しやすい環境です。しかし食事にカビが混入した場合には、食中毒を発生させたり、感染症や癌を発生させたりしてしまう恐れがあります。
今回はいますぐ出来るカビ対策・除去の方法についてご紹介いたします。
目次
カビは、「真菌」と呼ばれる生物で、菌糸の先端から栄養分や水分を吸収して、胞子で増殖します。カビは、8万種以上の種類があり、厨房では、クロカビ、アオカビ、コウジカビなどが見られます。
カビが育つのに最適な温度は、夏前後の梅雨など湿気の多い25~28度になります。
カビは湿度が65%を超えると繁殖しやすくなり、湿度が上がれば上がるほど繁殖スピードも上がるという特徴があります。
カビの栄養には、デンプンや糖分が最適です。人の垢やホコリなど様々なものが栄養となります。
カビが成長できる温度は0~40度、湿度は65%以上になります。調理場の天井など湿度が高くなりやすいので、除湿機などの使用による、適切な湿度管理が重要です。
空調設備はホコリがたまりやすく、結露も発生しやすいので、定期的な清掃をすることで栄養分を取り除くことが必要です。
カビが成長しないように、防カビ剤を塗布しておくことも有効な対策です。
防カビ施工事例はこちら
カビが発生したら、①表面の胞子を殺菌②カビ本体の殺菌③カビや薬剤を洗う④乾燥の手順で除去します。
表面の胞子を殺菌するには、エタノールを吹きかけてしばらく放置すれば、表面の胞子は死滅します。
カビ本体の殺菌には、次亜塩素酸ナトリウムをペーパータオルなどに染みこませてから、表面を叩くようにして拭き取ります。
カビがすでに発生している、湿気がひどくて心配、何度も防カビ塗装しているか効果がないなど
心配事があれば、まずは是非お気軽にご相談ください。お客様の厨房にあった最適なカビ対策・対応をご提案します!
参考:https://www.qleanair.jp/guide/air/1884/