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震災の記憶『毎日普通に仕事をできること』

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震災の記憶『毎日普通に仕事をできること』

私は来年117日で服部工業に入社し30年になります。
今でもはっきり覚えている、忘れることができない日が私の入社日です。
平成7117546分、阪神・淡路大震災が発生した日でした。

5
46分なのでもちろんまだ寝ていました。
大きな揺れで目が覚めましたが、その激しい揺れを感じながらまだ起きるには早いと思い、横にあるタンスが倒れてこないように寝ぼけながら左手で押さえていた事を今でも鮮明に覚えています。
すると、ドタドタと足音が聞こえ、友美、おばあちゃん大丈夫か!と父が叫んでいる声が聞こえてきました。
あれ?と思ったのですが、私はその声を聞きながら、まだ起きることもせず、布団に入っていました。
ちょっと待てよと思い、俺の事は心配ちゃうんか!と父親に声を張り上げた時、やっと目が覚めました。
今でもあの時、なぜ俺の名前を言ってくれなかったのか?は聞いていません(笑)。

私の実家は京都で、何百キロも離れた場所でも凄まじい揺れでしたので、震源地だった兵庫県はもっと揺れが激しかったと思います。
ビルも高速道路も倒れ、家が焼けた映像がその日から流れていない事はありませんでした。
京都はほとんど被害がありませんでしたが、被災者の方は今でも苦しんでおられると思います。
東日本大震災やここ最近の能登半島地震。大きな地震がかなり発生しています。
最近は一週間前の事も覚えていないのに、地震が起こる度に30年前の入社日のことを思い出します。

毎日普通に仕事をできることが幸せだと感じます。
今後も初心を忘れず、早急に対応をして、お客様にご迷惑をかけないよう日々心掛けていきたいと思います。

※写真は日々の仕事風景です。

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