1. HOME
  2. 服部工業のメディアサイト
  3. コラム
  4. 変わる厨房、変わらない美味しさ ~【誰でも一人前】そんな環境をつくるには~

変わる厨房、変わらない美味しさ ~【誰でも一人前】そんな環境をつくるには~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
変わる厨房、変わらない美味しさ ~【誰でも一人前】そんな環境をつくるには~

1.鍋を振ることが、なぜになるのか? 

調理の現場では「鍋振り」が象徴的な動作のひとつですが、これが実は非常に重労働だということをご存知でしょうか。
大量の食材を一度に加熱しながら均一に仕上げるためには、スピーディかつパワフルな鍋振りが求められます。
日々の繰り返しにより肩や腰への負担が蓄積され、職業病のように腕を痛めてしまう調理人も少なくありません。

2. 調理現場は”体力勝負” 

どれだけ経験が豊富で味の感覚が鋭くても、調理場では体力がものをいう場面がまだまだ多いのが現状です。
特に中華や洋食などの高火力・大鍋を扱う現場では、「腕力がないと務まらない」と言われることも少なくありません。
せっかくの知識や技術が、体力の壁によって現場で活かされにくくなるのは非常にもったいないことです。

3. 現場を離れる熟練シェフたちの”本音” 

技術は一流なのに、「体がついていかないから」と現場を去っていくベテランシェフが年々増えています。
特に高齢になってくると、鍋の重さや長時間の立ち仕事は大きな負担。
こうした人材は本来、後進育成や味の監修といった場で活躍できる貴重な存在です。
しかし、「体力がもたない」ことで、その前線から退かざるを得ない現状があります。

 

4. 「体力の有無」で変わるキャリア 

近年、女性シェフや高齢者の雇用促進が進んでいますが、実際には物理的な制約から「一部業務しか任せられない」「フルタイムでの戦力化が難しい」といった課題が残ります。
仮に、腕力や体力の差を補う仕組みがあれば、本来の調理スキルを存分に発揮できる場が広がるはずです。

5. 体力の壁を越えれば、採用と売り上げが高まる

力のない人でも一人前として活躍できる環境があれば、採用の幅は一気に広がります。
特定の性別や年齢層に頼ることなく多様な人材を現場に迎えることができれば、人手不足の解消はもちろん、職場環境の改善にもつながります。
調理の技術や味を重視する飲食業において、豊富なキャリアとスキルを持つ人材の体力という壁をどう超えて確保するかは、今後の経営を左右する大きな鍵となるでしょう。

6. 体力の壁をどう超えるか  

「鍋振りをしなくても均一な加熱ができたら?」
「高齢者や女性も最前線で活躍できる現場があったら?」

 …そんな理想を現実にする方法が、実はあります。

それは、「調理ロボットの導入」です。

熟練の技を再現できる高性能な調理ロボットが登場した今、鍋を振らなくても均一に炒められる、火加減を自動で調整してくれる、調味料も正確に計量してくれる――そんな未来がすでに実現しています。

これにより、体力に自信がない方でも調理の最前線に立つことができるようになります。
高齢のシェフや女性スタッフも、それぞれの強みを活かしながら働ける現場へとシフトするチャンスです。

7. 変わり始めた厨房業界





調理ロボットを導入することで、厨房にさまざまなメリットがもたらされます。

技術の標準化・・・誰が調理しても安定したクオリティを保てる

教育コストの削減・・・時間や手間のかかる技術指導が最小限に

労働環境の改善・・・重労働から解放され、体力に左右されない職場づくりが可能に

味のブレ防止・・・火力や調味料を自動で管理することで、味の安定性が向上

 

これらはすべて、「誰が作っても、同じ味」「誰でも一人前の働きができる」厨房を実現するための大きな一歩です。
いま、調理現場の常識が静かに、しかし確実に変わりはじめています。



服部工業のロボット回転釜OMNIは、味付けから洗浄まで全自動!

熟練シェフの、炒めや鍋返しなどのテクニックを完全再現し、食材をムラなく攪拌してくれるので誰でもプロの味が再現可能!
さらに、温度制御・調味料計量を自動で行い、正確な調味で誰が作っても同じ品質を維持できます。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

製品の導入をご検討の方はこちら

ご利用中の方はこちら

~お電話でのお問い合わせはこちら~

0120-181-249

受付 / 平日 AM9:00〜PM6:00