お釜ちゃん俱楽部ニュース410号
「調理における基本と即戦力になるためのポイント」
4月から新社会人や新しいスタッフを迎えた厨房も多いと思います。
新しく調理従事者として働く方へ、弊社が運営する給食センターの責任者から
【基本と即戦力になるためのポイント】と【衛生管理】についてまとめました。
目次
■基本
・喫食者の健康や命に関わっていることを自覚し、食を扱う責任を常に意識する
・自分自身の健康管理や清潔な身だしなみを整える
・手洗いや消毒、食材の加熱温度などについての基本的な知識を身につけておくこと
■即戦力となるために
1人あたりの重量やそれぞれの料理に対する塩分濃度などを知っておく→献立作成や味付けがスムーズに
塩は初めから全量を入れると塩辛くなる→半量もしくは少しずつ入れるとよい
子どもは酸味が強い、味が薄すぎると残食が多い→少しでも多く食べてもらうためにも、規定の量の中でどれだけ美味しく出来るかを考える
■衛生管理について
・前日調理は行わず、全てその日に調理し、生で食用する野菜類、果物類を除き加熱処理したものを提供する。
・加熱処理する食品については中心温度計を使用し、中心部が75℃で1分以上(二枚貝等ノロウイルス汚染の恐れのある食品の場合は85℃1分以上)の温度まで加熱されていることを確認し、その温度と時間を記録する。
・食肉類・魚介および卵は、専用の容器、調理用器具を使用し二次汚染を防止する。
・加熱終了後の食品は、素手で触らない。
・調理後の食品は、適切な温度管理を行い、調理後2時間以内に提供できるよう努力する。
■HACCP導入の支援について
弊社では、HACCP導入の支援等も行っております。
詳しくはこちらをご覧ください。
シンク割れや床の修繕、木の剪定など、厨房に関わる事ならなんでもご相談ください!
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