
今回は私の大好きな推しの釜、鋳鉄製ガス固定釜GHFをご紹介いたします!
理由は明明白白。
ご覧ください、このふっくらしたフォルム、この艶やかなシルエットそしてハットリブルー(黒緑色)、何よりも可愛らしいこの脚!!これが私のいち推しポイントなのです。
服部工業株式会社が業務用厨房機器メーカーとして唯一製造している鋳物の固定タイプで、構造はとってもシンプル。
回転機構がないため、蓋や内釜は載せるだけ。蓋の開閉する部分もなく幅を取らない省スペース設計です。
そのため、回転釜を設置するのが難しい厨房にもぴったり。小規模な調理現場で長く愛されています。
GHFの歴史はとても古く、なんと私が生まれた昭和59年!の服部工業のカタログには既に主力製品として登場していました。
昔と今、見た目はあまり変わらないですよね~。
よくよく見ると当時は点火棒タイプだった種火が、現在はパイロットバーナータイプになって使いやすくなっております。
このように、学校給食法が施工された1954年前後から、服部工業はお客様のニーズに合わせた製品を次々と開発し、世の中に送り出してきました。
世の中の厨房、そして皆様の食事にずっと寄り添い続ける姿勢は、今後も変わりません。
これからも厨房機器を通して皆様をサポートすることを使命としてまいります。
さて、ここで少し余談を…。
名前のGHFですが、G:ガス釜式、H:服部、までは分かっています。ただ、Fが何を指すのかは、、、
長年勤務している歴史通の先輩によると床置きタイプを表す「Floor」のFではないか?ということでした。
ところが人によっては、UFOのようなフォルムだから「Flying」のFじゃないか?という説も…。
長い歴史に所説アリです。
はてさて皆さんはどちらだと思いますか?
ぜひコメントをお寄せいただけるととっても嬉しいです。
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