◆鋳鉄内釜の場合
内釜表面の皮膜が剥がれることによって錆が発生してしまいますので、再度「金気止め(あく抜き)」を実施いただく必要がございます。 (製品についてQ-15:鋳鉄内釜お手入れをご参照下さい)
◆アルミ内釜、ステンレス内釜の場合
アルミ、ステンレスで錆が発生した場合は、「もらい錆」の可能性が考えられます。 金属製(鉄製)の清掃道具や調理道具がございましたらご使用を控えて下さい。
釜回転部には、月1回を目安に注油が必要です。 また、注油しても回転が重くて回らない、異音が止まらない場合は点検・修理が必要になりますので、カスタマーサービス本部(0120-181-249)までご連絡下さい。
服部工業では、回転釜専用の「カルイーナオイル」「カルイーナグリス」をご用意しています。カルイーナは、安全安心のH1グレード、しかも超高性能高潤滑。お客様の『お釜を永くいつまでも快適にご使用頂きたい』そんな願いを込めて釜メーカーのオイルを開発しました。
◆NSF H1グレードの潤滑油とは?
食品との偶発的接触が許諾される潤滑剤のため、安心して厨房でご利用頂けます。 詳しくは、カルイーナオイル、カルイーナグリスチラシをご覧ください。
鋳鉄内釜をご使用頂いているお客様より黒いモノがめくれたとお問い合わせを受けることがあります。これは釜淵に蓄積した焦げ付が剥がれることが原因です。
焦げ付きは蓄積してしまうと簡単な洗浄では除去出来ませんので、焦げ付いた際は、こまめに洗浄して頂くようお願い致します。蓄積した焦げ付きの場合は、お湯を沸かしてふやかしてから洗浄して下さい。
蓋をした場合、全粥は生米1.5 kgまで、蓋をしないと2 kgまで炊くことが出来ます。
まずは、下記の目視点検を行って下さい。
① 内釜:腐食・汚れ・キズ・凹み
② 外釜:腐食・汚れ・キズ・凹み
③ 蓋・蓋開閉部分:キズ・凹み・開閉部分のヒビ・スプリング破損がないか?
④ 回転減速機:回転時にガタツキは無いか・ハンドル握り部分の破損はないか?
⑤ バーナー:燃焼状態は問題ないか?(赤火)
⑥ 左軸部分:定期的な注油は行っているか?
①~⑤に関しては不具合があった場合は修理が必要となりますので、カスタマーサービス本部(0120-181-249)までご連絡下さい。お客様に行って頂くメンテナンスとしては、⑥の注油作業となります。
◆注油作業の手順
① 支持軸左部分の支持軸とオイルカップ部分へ注油して下さい(蓋は開いた状態)
② ハンドルシャフトの根元部分へ注油して下さい。
③ 注油後に釜回転ハンドルを廻して釜を一回転させて下さい。
④ ①~③の作業を数回繰り返して下さい。
※定期的に注油することで、ギヤ部分の修繕を減らす事が出来ます
蓋のスプリングは、蓋の開閉作業により「疲労・摩耗」など、ご使用いただく事で、経年劣化する部品になります。コイル状の「スプリング」は消耗品のため、耐用年数を超えたり過度な条件下でのご使用は、金属疲労により切れてしまうことがございます。
この場合安全に使用いただくために修理が必要になります。使用上の注意などは、取扱説明書をご参照いただきますようお願い致します。
また、お客様に日常点検を実施していただくことで、故障の早期発見につながり、万一のトラブルを未然に防止することができます。 日常点検によって万一異常が発見された場合は、カスタマーサービス本部(0120-181-249)までご連絡下さい。
※受付の際に、本体に貼付の「製品の型式」をお知らせください。
◆日常点検について
① 蓋の開閉時、いつもと違う重たさがないか?
② 蓋の付け根部分のスプリングに破損はないか?
センタードロー式マグネット仕様は、排水栓とボールバルブで止水しています。
水が漏れる場合は、排水栓、ボールバルブに汚れや異物が付着することや劣化により水漏れすることがございます。ボールバルブを閉めても水漏れが発生する場合は、調整又は、部品の交換が必要になりますので、カスタマーサービス本部(0120-181-249)までご連絡いただきますようお願いいたします。
まずは、釜脚の4点がしっかりとアンカーボルトで固定されているかご確認下さい。 ボルトが緩んでいたり無くなっていたりした場合は、アンカーボルトの増し締め、又は、アンカーボルトの再施工が必要となります。
アンカーボルトが適正に固定されているにも関わらず、グラつきがある場合は、他の固定部品となるボルトナット緩みの可能性がありますので、その際は、ご使用をお控えいただきカスタマーサービス本部(0120-181-249)までご連絡下さい。
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